<天皇賞秋>
・単勝50倍以上の牡馬(0-0-0-55)
・前走敗退の6歳以上馬(0-0-0-49)
※過去10年で馬券に絡んだ6歳以上馬はカンパニーのみ。
→ダイワファルコン、トゥザグローリー、トーセンジョーダン、フラガラッハ、レッドスパーダ
・当日8番人気以下の関東馬(0-0-0-40)※牝馬除く
→ナカヤマナイト、ダイワファルコン、レインスティック、レッドスパーダ
・当日5番人気以下かつ13番枠より外枠(0-0-0-41)
→アンコイルド、オーシャンブルー、レッドスパーダ、ダノンバラード、ヴェルデグリーン
・前走オールカマー出走(0-1-0-21)
→ダイワファルコン、オーシャンブルー、ダノンバラード、ヴェルデグリーン
・前走10着以下(0-0-0-18)
→トーセンジョーダン、フラガラッハ
・当日6番人気以下かつ前走6着以下(0-0-0-40)※牝馬除く
→ナカヤマナイト、ダイワファルコン、トゥザグローリー、トーセンジョーダン、フラガラッハ、オーシャンブルー
・前走1秒以上負け(0-0-0-27)
→ナカヤマナイト、トーセンジョーダン、フラガラッハ
・休み明け5戦以上(0-0-0-19)
→トウケイヘイロー
コディーノ
まず、今年のクラシック路線は時計的なレベルが低調。
キズナやエピファネイアなどのトップクラスを除いて、古馬に交じってどうかは今後の成長次第。
その境界線上に位置する筆頭がこのコディーノ。
早熟で頭打ちなのか?更なる成長があるのか?
個人的な印象は前者。
前走は超スローの特殊なラップに加え、久々の緩い仕上げによる馬体増と出遅れの三重苦。
度外視するのもアリだが、そもそもこの馬は出遅れることなどなかった。
また、未熟なうちに中山マイルという特殊なスピードレースを経験させたことで、掛かり癖もついてしまったこの馬。
その後、掛かり癖を必死に矯正してきたノリさんの努力を、ウィリアムズがすべてを台無しに(笑)
もはやケチがつきすぎている。これ以上の上昇はないと見切ってパス。
ナカヤマナイト
昨年も1枠だったが、スタートで行き脚つかず、直線ではまさかの大外ぶん回し(笑)
今年も同じような展開になりそう。東京は可もなく不可もなく、渋った馬場も悪くないが、後方から突き抜けるには圧倒的に瞬発力が足りない。
また、血統的にみると、GTでどうこう言うには、牝系が弱すぎるらしい。掲示板まで。
トゥザグローリー
この馬に◎を打つかどうか、最後まで迷った。
寒い時期しか走らない、というのはもはや有名な話。
まだ10月の前走で復調気配を見せたのは、夏場に涼しい所で休養した効果…という話。
昨年の秋から冬にかけての絶不調を見るといかにも「終わった馬」だが、これには理由がある。
昨年の天皇賞秋の輸送時、道路渋滞により輸送時間が大幅にかかってしまい、着いたころには馬が疲労困憊モード。馬体もガレて、その後は競馬どころではなかった…というわけだ。
復調しているとなれば、ハイペースで極限の地力勝負となった2011年の同レースで見せ場十分の5着だった馬。
明らかにメンバーレベルが落ちるココでは、むしろ格上の存在だ。
ただし、最終的には6歳という年齢を踏まえ、成長度という点で◎を見送る。
エイシンフラッシュ
「スローからの瞬発力勝負」専用に思われているが、決してそれだけではない。
消耗戦の宝塚記念で3着や、春の天皇賞2着など、シンプルな地力がある。
昨年、ドバイ帰りで宝塚記念を使ったことによる反動が出て、秋は決して本調子じゃなかったのはあまり知られていない話か?
その中で天皇賞を勝ったのだから、能力や適性はいまさら疑わない。
勝っても何ら不思議ない。
正直、5倍の3番人気は美味しい気さえする。
ジャスタウェイ
古馬GTではパンチが足りない。
具体的にいうと、好走例が「スローから直線3Fをスパッと走る」しかない。
今回、逃げるであろう武豊Jは、あまり溜め逃げをしないタイプ。
少なくとも毎日王冠のようなラップにはならない。進んで買うだけの要素がない。
ただし、成長力があるとされるハーツクライ産駒。今後どう化けるかには少し注目している。
ジェンティルドンナ
土曜の速いうちに雨が止んで、調教もこれだけ動いて、この枠なら普通に勝つでしょ(笑)
今年のオークスの時計レベルは、ダービーより上だし…
唯一不安があるとすれば、岩田Jが必要以上にトウケイヘイローを追いかけて、終いをなくしてしまうパターンか…?
本当はこの馬を買って連敗ストップさせようと思っていたが、あえて困難な道を選ぶことにした。
そして連敗を重ねていく私であった…(笑)
トウケイヘイロー
武さん、頑張ってください。応援してます。
あなたに勝たれるなら、それはそれで本望です。
ただ、ノーマークを逃げ切った鳴尾記念、馬場適性で勝った北海道の2戦…
それだけで2番人気はやりすぎでしょ。
ダイワスカーレットでも逃げ切れない東京2000mですよ…
ということで、本命◎は、ヒットザターゲット。
買える要素@…「成長力」
前走の京都大賞典
12.9 - 11.6 - 11.6 - 12.7 - 12.6 - 12.4 - 11.7 - 11.4 - 11.1 - 11.6 - 11.3 - 12.0
ニューダイナスティ和田Jの早漏すぎる仕掛けによって、ゴールドシップ、トーセンラーの人気2頭もつられ、終いが甘くなったレース。
後半7F目からペースアップする展開を動いては、どんな馬でもラストは失速する。
加えてゴールドシップはテンにも押し上げて脚を使っていたので、決して悲観する内容ではなかった。
そもそも、あの馬に京都は合わない。これで人気が落ちるようなら、有馬記念では迷わず◎だ。
そんなレース展開の中、ヒットザターゲットは内でジッと構え、足を溜めることができたのは事実。
しかし、それでもラスト5Fは確実に脚を使っており、また競り落としたのは京都大好きトーセンラー。
3着以下につけた13/4馬身差というのは展開のアヤだとしても、京都でトーセンラーと互角に走れたことは評価しなければならない。
また、上がり3F34.0という数字も、これまで速い上りを使えなかったこの馬にとっては、成長の証だ。
前走はフロックではない。母父タマモクロスが影響しているのかは謎だが、この馬はまさに成長期真っただ中にいる。
買える要素A…「コース適正」
3走前の目黒記念
7.6 - 10.9 - 11.0 - 12.2 - 12.3 - 12.2 - 12.1 - 12.0 - 12.0 - 12.1 - 11.8 - 11.5 - 11.9
14番人気4着という数字だけを見るとなんてことはないが、内容は濃い。
トップハンデ57.5kgを背負いながら、レコード決着のレースで上り3位。
内ラチスルスルの戦法ではなく、直線では外から伸びてくる正攻法の競馬。
新潟で重賞勝ちもあり、左回りは問題ない。
8勝中5勝をあげている2000m。陣営も「パンパンの馬場よりは多少渋ったほうが」とコメント。
直線の坂は…決してプラスではないが、成長曲線昇り調子の今なら、こなしてくれると信じる。
買える要素B…「相手関係」
S級ランクはジェンティルドンナとエイシンフラッシュのみ。
コディーノは成長曲線が頭打ち。(と決めつけ)
2〜5番は成長曲線が下降または停滞、少なくとも上昇はない。
ジャスタウェイは…福永Jだから出遅れて外回して4着。
トウケイヘイローは、なにもしなくてもほかの馬が潰してくれる。
外枠の馬には枠順のアドバンテージで負けない。
…3着ある。3着あるで!!
<スワンS>
・単勝100倍以上(0-0-0-26)
・当日4番人気以下の牝馬(0-0-2-21)
→レッドオーヴァル、アドマイヤセプター
・当日4番人気以下かつ5歳以上の関西馬(0-0-2-56)
→アドマイヤセプター、シャイニーホーク、サダムパテック
・前走OP特別出走の当日7番人気以下(0-0-0-37)
→テイエムオオタカ、ハッピーカオル、コパノリチャード
・前走OP特別2着以下(0-0-0-38)
→テイエムオオタカ、ハッピーカオル、コパノリチャード
・前走1400m出走(0-0-1-21)
→テイエムオオタカ、ラトルスネーク、ハッピーカオル
重馬場に難色を示している陣営
テイエムオオタカ、アドマイヤセプター、サダムパテック、エーシントップ
本命◎は、マジンプロスパー。
この馬の好走条件は、時計のかかる馬場+もまれない外枠。
最大のライバルであるグランプリボスが次を見据えた仕上げ。
ダイワマッジョーレは富士Sを見送ったように、まだ良化途上。
単勝がこれだけつくなら、おいしい。