来年はどうするか、ただいま悩み中です。。。
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<有馬記念>
〜有馬記念プレイバック〜
2007年
友人には「マツリダゴッホは買い!」と吹き、本質はマイラーだったダイワメジャーも抑えた。限りなく完璧に近い予想。
「よし、当たった〜!」意気揚々と馬券を見直してみると…あれ??
買った馬の中で唯一掲示板を外したメイショウサムソン。
この馬のおかげで、馬券はハズレ。BOX?なにそれ?
…競馬と出会って初めての有馬記念。その頃は若かった…。
2008年
カワカミプリンセスに夢を託した夢舞台。
本当によく頑張った。が、相手が悪すぎた。
二の矢ドリームジャーニーもハナ差届かず、有馬記念2年連続の撃沈(笑)
錦糸町WINZが「ア、アドマイヤモナーク??」みたいな雰囲気になっていたのが印象深い…
2009年
エアシェイディとネヴァブション、共に二桁人気馬。
3歳馬が人気を吸ってくれたおかげで、完全に盲点。
直線、ドリームジャーニーとブエナビスタの争いなど、全く視界に入らず。
エアシェイディがアタマ分差し切った瞬間、3度目の正直で有馬記念…初当たり!!
ちなみに、この年のネヴァブションは外枠+叩き2走目。この馬には全然足りない。
今年は絶好の内枠+叩き4走目。相手が強すぎる以外は、すべての条件が好転。
「今年はメンバーこそ揃っているけど、逃げ馬がいないからスロー」
こんな声がチラホラ聞こえているが、なんてことはない。
有馬記念は極端な逃げ馬が出てこない限り、前半はスローで流れることが多い。
ただし、今年のダービーのように「ラスト3Fの競馬」になることはなく、「ラスト6Fからのロングスパート合戦」が定番。
よって、@本当に強い馬か、A後方に待機して漁夫の利を得た馬しか馬券に絡まない。
Aの例としては、近2年がわかりやすい。
ダイワスカーレットが究極の持続ラップで逃げ、先行勢を軒並み掃除。その結果、アドマイヤモナークがズドン。
昨年はリーチザクラウンが暴走し、これまた後方待機していたエアシェイディがズドン。
今年は近2年のような展開にはなりそうもないため、素直に強い馬を探せばよいはずだ。
戦前の情報から推測するに、ハナを切るのはネヴァブションと踏んでいる。
この馬は、とにかく脚が遅い。前半1000m通過が速すぎると付いていけず、ラスト3Fが速すぎると置いていかれる。
もし想定通りネヴァブションが逃げるなら、有馬記念の定番「前半はスローからの早めスパート」が実現される可能性が極めて高い。
さて、上記のような展開を想定したうえで、各馬をみていく。
まずブエナビスタだが、切る理由がない。
昨年はなにを焦ったのか、明らかな早仕掛け。
今年は天皇賞→JC→有馬記念と王道ローテだけに、気になるのは体調面だけだ。
(2週前までの調整が明らかに軽めなのは気になるところだが、重箱の隅をつつくようなものか…)
では、ブエナビスタを逆転できる馬は?(そんな期待を持たせてくれる馬は?)
筆頭はドリームジャーニーだろう。
逆転どころか、昨年は実際に先着している同馬だが、今年は運に見放されたこともあり、未勝利。
しかし、私は今年4戦の敗因が斤量と体調面によるものと判断している。
つまり、能力的にはまだまだやれると踏んでいる。
たとえば京都記念では、59kgを背負いながら、大外をブン回してブエナビスタから0.3秒差。
宝塚記念でも最後は伸びてきていた。
今回は陣営も「予定通りとはいかなかったけど、宝塚記念の時よりは良い」とコメント。
単純に57kgで走れることも、この馬にとっては大きくプラス。
この馬は外せない。
次に、ペルーサ。
何度も繰り返すが、ゲートをまともに出れば、間違いなく勝ち負け。
能力や適性は、若葉Sと青葉賞を見れば十分。出遅れているので馬券には絡んで来ないが、脚の持続力についても超一級品。
「ゲートを出るかもわからない馬は、買わ(え)ない」という考えはもっともだが、「ゲートさえ出れば、間違いなく来る」と感じている以上、私はこの馬を買わなくてはならない。
これがただのGVであれば「来たら仕方ない」で済むが、今回は今年ラストの有馬記念。
レース後、「あ〜ペルーサきたかぁ〜」では諦めきれないことは必至。
加えて、未知の魅力と上昇度でいえば、ルーラーシップだろう。
前走の鳴尾記念はあっぱれの一言。ヒルノダムール藤田の相変わらずの謎騎乗に怒りを覚えた印象しかなかったが、よく見なおせば、この馬の強さが光っている。
大トビな馬だけに内枠がアダとなる可能性は否定できないが、まぁルメールならなんとかするだろう。
あとはダノンシャンティ。
勘違いしてはいけないのは、東京1600mを勝った=マイラーではないということ。
12.1 - 10.4 - 10.9 - 11.4 - 11.5 - 11.5 - 11.6 - 12.0
いくら当時の東京が高速馬場だったとはいえ、このラップを4角16番手から差し切るなんて異常中の異常。
嫌でも期待してしまう1頭だ。
「ブエナビスタに先着できる可能性を秘めている馬」と考えているのは、上記4頭。
今年は、ブエナビスタを含めたこの5頭に夢を託す。
あとは、状態上昇・内枠・デムーロの3拍子揃った、玄人好み・いぶし銀ヴィクトワールピサを加えた6頭。
人気よりだが、今年はこれでいく!!!
では、ここからは余談。
まず、トーセンジョーダンとネヴァブション。
当初はこの2頭を「今年の穴馬候補」と考えていた。
しかし、驚異的なラップを叩き出し続ける3歳勢に比べると、この2頭は至って普通。普通の穴馬。
昨年や一昨年のようなメンツならば、自信を持って「これが穴馬だ!」と言えるのだが…今年は違う。そんな気がしている。
単純に、3歳勢が55kgで走れることも、加味しなければならない。
ドリームジャーニーとダノンシャンティがまだ本物の状態ではなく、またルーラーシップが馬群の内でもがき、さらにペルーサが出遅れて…となった場合は出番があるかもしれないが、よほどのことがない限り、「3着以内」はイメージしきれない。
…あれ?上記の不安要素がすべて出る可能性って、結構あるんじゃ…
【結論】
◎ルーラーシップ
○ブエナビスタ
▲ペルーサ
☆ダノンシャンティ
△ヴィクトワールピサ
△ドリームジャーニー
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△トーセンジョーダン
△ネヴァブション
テーマは、「未知なる力」
「ブエナビスタは外せない」とは思いつつも、馬券圏内鉄板とは決めつけていない。
それだけの魅力が、今年の3歳馬にはある。
最後に、簡単に他の馬に触れておくと…
ジャミールとメイショウベルーガ、トゥザグローリーは来たらゴメンナサイ。まったく考えてない。
フォゲッタブルとレッドディザイアは状態疑問。フォゲッタブルはダイヤモンドSの疲れが中々抜けず、ドツボにはまってしまった。
レッドディザイアは調教のVTRを見た瞬間、「毛ヅヤ悪いな…」と感じた。
エイシンフラッシュは有馬記念の定番のロングスパートに対応できる裏付けがなにもない。むしろ、「スローからラスト3Fの瞬発力勝負」でしか好走できない馬にしか見えない。来たとしても、諦めがつく。ラップ云々言っている以上、この馬は絶対に買えない。
オウケンブルースリは正直、怖い。切った理由も、「坂がダメ」というだけ。ロングスパートに対応し得るだけの裏付けもある。
しかも、3歳勢が人気になっている陰で、いい感じのオッズになっている。
これは来ても文句は言えないな…
<ラジオNIKKEI杯2歳S>
ここは人気上位3頭が強いと思われるが、ショウナンマイティは超キレ味タイプ・ウインバリアシオンは不利な大外枠・オールアズワンは太め残り(?)と一応は不安要素がある。
まぁ2歳戦なので、遊び程度に…
◎はハーバーコマンド
ブランド力皆無のため人気もないが、新馬・未勝利とも大外枠からそれなりのレース内容。
前走の2着馬を物差しに考えれば、この人気は美味しい。
内枠から先行できる点も、魅力だ。
○はコティリオン
前2走のレースレベルが高い。
それだけに、◎の期待値も高まるのだが…(同じ相手との着差)
あとは人気の馬を相手に。
エリカ賞は超ドスローから、前にいた順でゴールした内容。
だからといって上位の馬が弱いというわけではないが、ここは様子見。
また、京都2歳Sは先行していたプレイが一番強い内容だった。
さすがにOP・重賞で何度も返り討ちにあっているマーベラスカイザーに負けたダノンバラードは強調できない。
【結論】
◎ハーバーコマンド
○コティリオン
▲オールアズワン
☆ショウナンマイティ
△ウインバリアシオン
物心ついて以来、今年は初の独り身クリスマス。
今まで全く気にしてきませんでしたが、なかなか切ないものですね(苦笑)
失ってから気づくことって、本当に多い…そんなことを改めて思い知った2010年でした。
…すみません、余談でした。